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石綿粉じんを吸引することにより、次のような健康被害が発生する恐れがあります。

  1. 石綿肺(じん肺の一種)
    肺が繊維化するもので、せき等の症状を認め、重症化すると呼吸機能が低下することがあります。
  2. 肺がん
    肺にできる悪性の腫瘍です。
  3. 胸膜、腹膜等の中皮種(がんの一種)
    肺を取り囲む 胸膜などにできる悪性の腫瘍です。

これらの疾病については、石綿粉じんを少量吸引しても発症する可能性があり、又、石綿粉じんのばく露から発症までの期間が相当長いこともあります。

石綿を直接取り扱っていない場合でも、建築物から劣化した石綿粉じんが発散し、その粉じんを吸引する可能性があります。

除去とは、吹付け石綿を全部除去して、他の非石綿建材に代替する方法をいいます。この方法は吹付け石綿からの発じん防止の方法として効果的であり、損傷、劣化の程度の高いもの(脱落・繊維のたれ下がりが多いものなど)、基層材との接着力が低下しているものは(吹付け層が浮き上がっているもの等)振動や漏水のあるところに使われているもの等は、完全に除去することが必要です。

封じ込めとは、吹付け石綿の表面に固化剤を吹き付けることにより塗膜を形成する(塗膜性封じ込め処理=表面固化形)、吹付け石綿の内部に固化剤を浸透させ石綿繊維の結合力を強化する(浸透性封じ込め処理=浸透固化形)ことにより吹付け石綿からの発じんを防止する方法をいいます。

囲い込みとは石綿が吹き付けられている天井、壁等を非石綿建材で覆うことにより、石綿粉じんを室内などに発散させないようにする方法をいいます。

 

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